【地域おこし協力隊募集】英語を生かす!気仙沼でインバウンド観光を呼び込む仲間

あなたの“よそ者の視点”を活かして、足もとにある“地域の可能性”を「タカラ」に変えていき、一緒に「気仙沼ならでは」の観光を世界へ発信しませんか?

水産都市が続ける”観光”への挑戦。住む人と訪れる人が一緒に創り上げる

【 気仙沼DMOの特徴 】
気仙沼市では、スイスのツェルマットをモデルとして、2017年に気仙沼DMOとして、「気仙沼観光推進機構」と、その事務局を担う「一般社団法人気仙沼地域戦略」を設立しました。気仙沼観光推進機構が地域マネジメントを行う会議体で、気仙沼地域戦略はその事務局機能と、地域マーケティングの役割を担います。スイスのツェルマットをモデルにした気仙沼市の仕組みは、全国の地域のモデルとなっており、様々な媒体で取り上げられています。

【 宮城県最北端の港町・気仙沼市 】
世界三大漁場のひとつである三陸沖に面し、四季を通じてさまざまな魚が水揚げされる港町・気仙沼。2013年には国内ではじめて「スローシティ」に認証されたまちです。リアス海岸が特徴の地形に、浜のすぐ近くに人々の暮らしが根付いています。震災後は、気仙沼基幹産業である水産業とともに、地域経済の柱に「観光」を据えて、オール気仙沼での観光推進がおこなわれています。

【 気仙沼市の観光の特徴 】
気仙沼市の観光産業の特徴は、訪れる人だけではなく、気仙沼に暮らす人にとっても価値のある観光を作るべく「住民一人ひとりが主体者に関わっていく」仕組みがあることです。そのひとつが、気仙沼ならではの暮らしや仕事が体験できるプログラム「しごと場・あそび場ちょいのぞき気仙沼」。氷屋さんで巨大な氷をつくる工程を見たり、造船所で船のパーツを自分で作ったり、本物のサメの歯でキーホルダーを作ったり。”まち全体が暮らし・仕事のテーマパーク”と考え、プログラムを開始した2016年からの参加者は、累計8,000名を超えました。
これら水産のまちである”気仙沼らしさ”を活かしたコンテンツは、どれも地域住民の発案から生まれました。しかし、決して地域住民だけで作り上げたわけではなく、まちの外から来た”よそ者”の存在があります。気仙沼には震災後に外部からさまざまな人が関わるようになりましたが、コンテンツ作りには彼らの“よそ者”ならではの視点が必要不可欠でした。彼らと共に地域を歩く中で、気仙沼で生まれ育った住民にとって当たり前のものが、外から見るととてもユニークで面白いことに気付き、それを地域内外の両方の視点で磨くことによって、さらに魅力あるコンテンツが出来上がったのです。

震災後に産まれた水産業を生かした体験コンテンツのひとつ「氷屋探検」

【 まちの観光振興を持続させるためのマーケティング・マネジメント 】
このように商品化したコンテンツをはじめ、観光産業は飲食・宿泊など関わる業態が多くあり、観光協会や商工会議所など地元団体などの関係機関も多く存在しますが、オール気仙沼でまちの観光振興を持続させるためには正確なマーケティング戦略は欠かせません。そこで、店舗ごと・団体ごとに持っている顧客データを一元化するために「気仙沼クルーカード」という地域カードを導入しました。会員数は約50,000人となり、市内外関わらず多くの人が気仙沼に想いを寄せてくれています。気仙沼に住んでいる人も、今は他のまちに住んでいる人も一緒に、まち全体の「観光で稼ぐ力」を育てていこうとしています。

気仙沼という船に乗る”クルー”とともにまちをつくる「気仙沼クルーシップ」

“よそ者”を活かせる強み

地域住民とコミュニケーションを取りながら、まちの外からの気持ちに立って考えられるのが“よそ者”の強みです。気仙沼には、まだ発見できていないたくさんの「面白いもの」「素敵なもの」が溢れています。だからこそ、これからさらに気仙沼の観光産業を発展させていくには、よそ者ならではの視点を活かし、「ここが他の地域とは違う」「ここが他にない面白さだ」という地域の可能性を一緒に探して、地域住民と共に地域を磨いてくれる人の存在が必要です。そして、もっともっと魅力あるコンテンツを作り、気仙沼に人を呼び込んで、一緒に地域の観光のカタチ、日本のDMOの先進事例をつくっていけたらと思っています。

◆ この仕事のやりがい ◆
気仙沼の観光産業は、市の地域経済の柱の一つと定められており、様々な人やリソースが集まっています。その為、市内外の様々なセクターの人を巻き込みながら、スピード感をもって挑戦が出来る場があります。また、住民の方と足もとにあるものを見つめ直し、地域のタカラへの磨き上げていく過程では「人づくり」も担い、まさにまちづくりに携わっていくことができます。日本版DMOのトップランナーとして注目される気仙沼で、新しい観光の形を切り開く先駆者として、活動に携わってみませんか。

◆ 私たちのビジョンとミッション ◆
地域の方と一緒に地域資源・魅力を掘り起こして日本中・世界中の方に伝えることで、持続可能な地域経営へつなげる取り組みです。一緒に挑戦いただける方のご応募をお待ちしております。

=====代表者メッセージ=======

代表理事 菅原 昭彦
[プロフィール]
気仙沼商工会議所会頭。酒造会社「男山本店」社長。
新しい観光やマーケティングの仕組みを作るDMO構想の中心的役割、東日本大震災で被災した街の復興を進めるまちづくり会社等の代表も務める。

「気仙沼地域戦略」は、気仙沼市全体の観光戦略を推進していくため、2017年3月に設立されました。
設立の目的は、行政の外側に観光戦略を推進していく機関を設けることで、民間の力を生かした観光振興を図ること、また、観光事業者だけでなく、気仙沼で暮らす市民の発意を促しながら、柔軟に観光振興が行えるようにすることです。
東日本大震災を受け、気仙沼市は「観光産業」を新たな市の基幹産業として位置付け、産業の再生を目指しています。2013年3月末には、観光関係者や外部のアドバイザーなど総勢24人の委員からなる「気仙沼市観光戦略会議」が、『観光に関する戦略的方策』をまとめました。その中には、『水産業と観光産業の連携・融合による新たな付加価値創造戦略』と『気仙沼ならではのオンリーワンコンテンツを活用した誘客戦略』という二大戦略を始めとした七つの戦略が提示されています。
しかし、戦略を作っただけでは何も変わりません。「気仙沼地域戦略」には、この策定した戦略が着実に実行され、地域に観光意識が根付いていくような仕組みづくりをしていく役割があります。現在は、市内の観光関係者に加え、市外の地域プロデューサーやメディア関係者など、様々な外部の有識者の方を巻き込みながら、気仙沼の観光に新たな一石を投じる仕組みを作るべく、活動を開始しているところです。
あくまでも観光の主役は、観光プレーヤーである皆さまです。その皆さんを全力でサポートしていくのが、「気仙沼地域戦略」です。是非、お互いの手を取り合い、気仙沼の観光を盛り上げていきましょう。

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※応募資格・募集内容の詳細については募集要項をご確認ください。

【募集対象】 20代〜40代の社会経験のある方

【募集期限】 令和6年6月28日(金)

【提出書類】(a)志望書
      (b)履歴書
      (c)住民票の写し
      (d)普通自動車運転免許証のコピー

※クリックすると、フォーマットをダウンロードできます。

【応募方法】 提出書類を記入の上、メールまたは郵送にて送付ください。
      住所 : 〒988-0037 宮城県気仙沼市魚市場前7番13号 海の市3階
                  一般社団法人気仙沼地域戦略
      メール: info@k-ships.com

【注意事項】 
※気仙沼市地域おこし協力隊の制度での採用となります。
 応募資格のある地域に該当するか、ご確認いただいた上でご応募ください。
※応募前に、オンラインで募集内容の説明も承ります。お気軽にお問い合わせください。
 問合せ窓口 >> 0226-25-7115 または info@k-ships.com (担当:小柳)